「働く場所や時間を自分で選びたい」大手メーカー勤務時にはなかった“自分に合った”働き方

「働く場所や時間を自分で選びたい」大手メーカー勤務時にはなかった“自分に合った”働き方

フリーランスのストーリー

今注目を集めている「フリーランス」という働き方。

自由で憧れるワークスタイルですが、その裏には計り知れないほどの多くの努力があります。

今回お話を聞いたのは、Webエンジニアのせいまさん。

大手メーカーで働きながら、フリーランスになるため副業やスキルアップに励んだ彼。「働く場所や時間は自分で決めたい」という想いで、さまざまなチャレンジの先に見つけた“自分に合った働き方”とは…?

エンジニア

せいま

せいまさん

愛知県在住。大学卒業後にメーカーで4年間働いた後、「働く場所や時間を自分で選びたい」という想いからWeb制作を学び、フリーランスへ。WordPressが好き。スクールの講師としてテキストの制作も行う。
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フリーランスになる前

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Q1. フリーランスになる前は
どんな仕事をしていたの?

新卒で入った日系メーカーの海外部門で、事業企画をしていました。具体的には、中東への物流拠点の設置や中期経営計画・予算の提案、予実管理など、細かい数字を扱うような仕事をしていました。

Q2. どうしてフリーランスという
生き方に興味を持ったの?

もともと入社したときから「この会社でずっと働くのか?」というモヤモヤした気持ちで働いていました。

そんななか、TwitterなどのSNSでフリーランスとして活躍している人を見て、興味を持ちました。

当時は「大学を卒業したら安定した会社に入るもの」という固定観念があったので、「こういう生き方もできるんだ!」と衝撃を受けましたね。

フリーランスになるために

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Q3. どうしてフリーランスに
なろうと決めたの?

「働く場所や時間を自分で選びたい」と思ったからです。

退職の決め手は、突然の部署異動でした。自分の仕事内容や住む場所も、会社に主導権があることを強く実感したのがきっかけで、退職を決意しました。

会社のコントロール下ではなく、自身で自由に選べるようになりたいと思ったんです。

Q4. フリーランスになるために
着手したことは?

まずはブログやライティングなどの副業をはじめました。小学生のときの夢が作家だったほど、もともと小説や文章が好きだったんです。

ブログは、大学時代の友人が楽しそうに書いているのをきっかけに自身も挑戦してみたくなり、雑記ブログのような感覚で興味があることを書きはじめました。

文章の書き方やSEOについても自然と学べたので、ライターとしても活動するようになりました。

当時は歯の矯正をしていて、歯列矯正についての記事をいくつか書いた際に検索順位がすごく上がり、Googleアドセンスで月に数万円の収益を得られたことがあります。Googleのアップデートの影響を受けてしまい、3ヶ月ほどのあいだの話ですが…(笑)。

退職を決意した後は、ライター業も続けながらWeb制作について独学で勉強するようになりました。HTMLやCSS、JavaScriptといったコーディングをメインに、『Progate』や『ドットインストール』などの学習サイトを使って基礎を学びました。

退職後は『iSara』というノマドワーカー養成スクールに参加してWeb制作を学び、フリーランスとして独立しました。

PCで完結できる仕事を中心にいろいろと模索した結果、コーディングやWordPressの構築をメインにした事業に落ち着きましたね。

Q5. 独立に不安はなかったの?

不安はもちろんありましたが、『iSara』のようにフリーランスを目指すスクールもあり、当時からフリーランスの人口は増えていました。「先人がいるなら自分にもできるはず」と考えていました。

また、会社員時代から副業をしていたので、何とかなりそうな感触がありました 。調子の良いときで10万円/月ほどと、大きく稼いでいたわけではないですが、会社外からお金を得た実体験が自信になっていたのかもしれません。

あと、最悪食いっぱぐれても1年は生活できるほどの資金を準備していたので、不安はそこまで大きくありませんでした。ある程度のお金がなかったらこの世界には飛び込めていなかったかもしれないですね。

フリーランスになってみて

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Q6. はじめはどんな仕事を
どうやって獲得していたの?

地元の制作会社を中心に営業メールを送り、ご縁のあった企業からWordPressの構築のお仕事をいただきました。

前職はWeb制作とは畑違いの業界だったので、仕事上の繋がりから案件をいただくことは期待できず、自ら営業をかけていました。

営業先のコーポレートサイトにある問い合わせフォームや採用ページから「私はこういう者です」「こういうことができます」「コーディングのお仕事、人員足りてますか?」「もしよければパートナーとして一緒にお仕事させてもらえませんか」といった内容で連絡をしていました。

Q7. どうやって仕事を
増やしていったの?

大きく3つの方法で増えていきました。1つは、制作会社への営業をしばらく続けて繋がった会社から。

2つめは、独立後に1年間東京に住んでいた際に知り合った方から。

3つめはフリーランス仲間やその紹介からご依頼をいただいています。また、知り合いが立ち上げたオンラインスクールに講師として参画したことで、講師同士の繋がりからお仕事をいただくこともあり、このtoiro magazineの構築も、その流れで担当することになりました!

Q8. フリーランスになってみて
良かったことは?

1番良かったことは、会社員だったときと比べて「圧倒的にストレスが少ないこと」です。人間関係や働く時間など、人の目を気にせず、自分のコントロール下で仕事ができています。

僕は割と人の目を気にしてしまうタイプなのですが、そのようなストレスが少なくなったので自分に合った働き方ができていると思っています。

あと、「自分の人生全般について考える機会が増えたこと」も良かったことの1つです。お金や将来、家族のことなどについて真剣に考えることが増えましたね。

Q9. フリーランスになってから
大変だったことは?

強いて言えば、独立当初の収入面かもしれません。独立した当初は、毎日朝から晩までパソコンに向かって仕事をしても、収入は新卒の初任給程度でした。時給換算するといくらなんだろう…と思うくらいの収入が続いた時は少ししんどかったです。

単価が低かったのもあると思いますが、大きな原因はスキルがまだ不足していて、作業時間がかかるなど、効率が悪かったからだと思います。

フリーランスになった今

フリーランス_エンジニア1

Q10. 現在の具体的な
仕事内容は?

大きく2つあります。独立したときから主軸は変わらず、WordPressを用いたサイトの構築やカスタマイズをしています。

もう1つは、Web制作でフリーランスとして独立したい人に向けたスクールで講師をしており、コーディングパートの課題作成やオンライン授業などをしています。

Q11. 仕事がある1日の
スケジュールはどんな感じ?

book 1日のスケジュール
7:00 起床、散歩
8:00 仕事開始
12:00 お昼休憩
13:00 仕事
18:00 仕事終了
23:00 就寝

毎朝早めに起きて、運動不足解消のために散歩をしています。8時前後に仕事をはじめ、コーディングの案件やスクール受講生の課題チェックなどをしています。

18時ごろまで仕事をした後はパートナーとゆっくりした時間を過ごし、遅くとも23時には寝ています。結婚して2人で暮らしているのもあって、夜通しでの仕事はしないようにしています。

休日は主に土日で、午前中に仕事をしてから休むことが多いです。基本的には会社員のようなスケジュールかと思います。

Q12. 今後フリーランスとして
何をしていきたい?

WordPressの構築は楽しいので今後もやっていきたいです。また、東京にいた時にバックエンドについて勉強する機会があったので、今は個人でWebサービスを開発しています。地道に取り組み、いつかリリースさせるのが目標です。

「技術がすごく好き」という自覚はないのですが、勉強しているときは楽しいので好きなのかもしれないですね。

また、プライベートではもうすぐ子どもが生まれるので、生活に変化が出てくると思っています。子どもと過ごすなかで今後やっていくことを決めていきたいです。

目指す人へのメッセージ

メッセージの画像

昨今では働き方がすごく多様化し、 SNS でもさまざまな意見が飛び交っています。自分が進むべき道に迷うこともあると思いますが、まずは「自分が理想とする生活や生き方を実現するために、どのような働き方がいいのか」という視点でシンプルに考えてみてください。

そして、自分が生きたいと思う人生になるよう、行動することが大事だと思います。

いかがだったでしょうか?
以上、Webエンジニアのせいまさんの生き方・働き方のストーリーでした!
あなたの今日もtoiroな1日にしませんか?