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フリーランスになる前
Q1. フリーランスになる前は
どんな仕事をしていたの?
大学を卒業して、新卒でコンクリートや道路の設計をするような地元の役場に公務員として就職しました。その後、1年目の12月で退職してファイナンシャルプランナーとしてフリーランスになりました。
公務員を辞めた理由は大きく2つあって、1つめは公務員の仕事が自分には合っていなかったことです。軽い気持ちで就職してしまったこともあり、公務員の仕事にあまり本気になれませんでした。加えて想像以上に給与が少なく、将来に希望が見えないと感じて。長い人生を考えると、大半を占める仕事の時間も充実させたいなと思いました。
2つめは実際にファイナンシャルプランナーとして働く人を間近で見ていたことです。出会ったころから、とてもイキイキと仕事をする姿が印象的で、ファイナンシャルプランナーという仕事に興味を持つようになりました。
Q2. ファイナンシャルプランナーを
選んだきっかけは?
正直に言うと、当時選択肢がファイナンシャルプランナーの他になかったんです。当時は公務員から民間へ行く人も、公務員を1年で辞める人も周りにおらず、頼れる人がいませんでした。
そんなとき、身近にファイナンシャルプランナーとして生活をしている人がいたので、彼に弟子入りしてつきっきりで学べば稼げるようになると思い、ファイナンシャルプランナーになることを決めました。
フリーランスになるために
Q3. フリーランスになるために
はじめたことは?
仕事柄、たくさんの人に会うことが大事なので、まずはひたすら電話をかけて商談をして…を繰り返していました。また、商談の入らない時間には商談の準備をしたり、いただいた質問について調べたり、ファイナンシャルプランナーの勉強をしていて、当時は本当にがむしゃらに行動していました。
また、フリーランスは、仕事を作るところがスタートだと思うので、真っ白な手帳を予定で真っ黒にすることを意識して、ひたすら何をしたらいいのか毎朝考えていましたね。
フリーランスになってみて
Q4. フリーランスなりたては
どうでしたか?
絶望の淵に立ってましたね(笑)。表向きは平静を装っていましたが、内心ビクビクでした。はじめは保険の契約やインターネットの契約、携帯の販売などの営業をしていたのですが、知り合いからは怪しい目でみられ、さらに契約率もとても低く、メンタルやられました。
それでも貴重な応援してくれる人の紹介で、また応援してくれる人が増えたりと、数珠つなぎで紹介していただけたことが何よりも嬉しく、やりがいにもなりました。正直なところ、このやりがいにすがらないと続けられなかったというのもあります。
そこから自分なりに契約率が低い原因を探り、信頼してもらう方法や、自分をブランディングしていくことで少しずつ軌道に乗っていくようになりました。
Q5. フリーランスになって
よかったと思うことは?
フリーランスになってよかったことは2つあります。 1つめは生命力がついたことです。何もない状態からスタートして今こうやってご飯を食べていけるようになったのは確実に自信にもつながっていますね。仕事の生み出し方が分かったので、60歳まで仕事がなくなることはないかと思います。
2つめは、この仕事特有かもしれないのですが、お金の知識を持っていると基本的にどのジャンルの人とも仕事ができることです。「こういうお金の使い方が効果的ですよ」「コスト削減できますよ」という話が誰にでもできるので、そこから仕事につながることがよくあります。
フリーランスになった今
Q6. 現在の具体的な
仕事内容は?
現在は、節約お兄さんとして活動しているのですが、Instagram経由で家計相談を集めています。全国のさまざまな人とオンラインでつながり、その家計のお金の健康診断のようなことをしています。また、金融や不動産会社のSNSのお手伝いをさせていただくこともあります。
Q7. 仕事がある1日の
スケジュールはどんな感じ?
朝は無理をせず、自分の起きたい時間に起きます。フリーランスは自己管理が大事なのですが、朝が苦手なのが克服できず、できる限り朝に面談は入れないよう意識をしています。
起床後はスケジュールを確認し、執筆をしたり、投稿記事を作成したりします。その後は、家計相談の面談やコンサルのMTGなどをすることが多いです。
Q8. 今後のビジョンや
やりたいことは?
1つ目は多くの方の家計相談に乗れる体制(家族)を作ること。現状自分一人だと、お客さんは20代後半や30代前半の方がメインになってしまうのですが、節約お父さん、お母さん、お姉さんなど、幅広い年代の相談できる人と連携することで、もっと多くの層の方の相談に乗れるのではと考えています。
2つ目は全国ツアーを行って、相談者さんに直接お会いしたり、エリアによって異なる家計やお金の悩みの違いを見てみたいです。まだ直接会ったことがない方も多いので、ぜひお会いしてみたいですね。
目指す人へのメッセージ
「いいな!」「かっこいいな!」と憧れるものがあるのであれば、一度自分の手を動かしてやってみるといいと思います。その小さな一歩が後々自分の仕事になるかもしれないし、大きく人生を変えることになるかもしれないので。
そうした小さな気持ちの変化になるべく早く気がついて、その方向に向かって行動するのがいいと思います。
いかがだったでしょうか?
以上、節約お兄さんのShigeさんの生き方・働き方のストーリーでした!
あなたの今日もtoiroな1日にしませんか?