華やかさの裏にある探求心で“心”を動かす「メンズパーソナルスタイリスト」の仕事

華やかさの裏にある探求心で“心”を動かす「メンズパーソナルスタイリスト」の仕事

フリーランスの仕事

フリーランスとは一概に言っても、働き方は十人十色。

Webデザイナー、ライター、エンジニアなどの職種のほかに、自らオリジナルの職業を作り出して活躍しているフリーランスもいます。

そして、同じ職種だとしても、実はやっている仕事は一人ひとり違うのもまた事実。

今回お話を聞いたのは、メンズパーソナルスタイリストのひろゆきさん。

「キラキラしていて楽しそうだから」という理由で志望する人が多いというパーソナルスタイリスト。しかし、本気で目指したいのならば、体系的に学ぶことが必要だと教えてくださいました。

メンズパーソナルスタイリスト

ひろゆき

ひろゆきさん

アパレル販売員を経て独立をしたメンズ専門パーソナルスタイリスト。独立後、2年で500名の診断実績。パーソナルカラー診断・骨格診断・メンズ顔タイプ診断などの診断や、アパレルで磨いた経験をもとに、ロジックでお客様が輝くファッション提案を日々行っている。
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お仕事詳細

フリーランス_メンズパーソナルスタイリスト2

Q1. メンズパーソナルスタイリスト
ってどんな仕事?

前提として、スタイリストとパーソナルスタイリストは仕事方法が異なります。一般的にいわれるスタイリストは、テレビに出演されている芸能人の方に衣装を提供したり、コーディネートをしてあげたりします。

一方で、パーソナルスタイリストは、個人のお客さまに向けてコーディネートを行う仕事です。 僕の場合は、男性向けのコーディネートをしています。

Q2. その仕事で
どんなことしているの?

仕事は大きく分けて3つあります。1つめは、お客様からコーディネートの依頼をいただいたら、どのような外見に仕上げたいのかをヒアリングして、一緒にセレクトショップに行くコーディネートサービス。

2つめは、最近女性のあいだで知名度が上がってきている「パーソナルカラー診断」や「顔タイプ診断」などを男性向けにカスタムした診断サービス。

3つめは、ファッションやスタイリングのノウハウなどをメディアで書く、ライターのお仕事です。

Q3. 実際の報酬はどのくらい?

コーディネートサービスは、3時間で4万円、診断サービスは3時間で3万2,000円です。ライターの仕事は、メディアによって報酬が変動するので一概には言えません。

Q4. メンズパーソナルスタイリストの
面白みややりがいとは?

外見をかっこよくしてオシャレになることを完全に諦めていた方が、1日ですごく見違えるような姿になった瞬間に1番やりがいを感じます。今まで何もしてこなかった方ほど、より変化が大きいですね。

それまで下を向いて自信がなさそうに歩いていた方が、コーディネートをパリッと仕上げることで「僕もこんなに変われるんだ」と表情が明るくなるような、内側の変化がよく見られます。

その仕事ができるようになるまで

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Q5. メンズパーソナルスタイリストに
なぜなろうと思ったの?

単純に、自分自身にメンズファッション以外で秀でたスキルがなかったからです。

「ここでしか勝負できないけれど、ここでなら勝負できる」と思ったポイントが、「メンズファッションを通じてお客さまをかっこよくスタイリングすること」でした。

高校生のときにファッションに目覚めてから、ずっと試行錯誤をしてきたり、アパレル販売をするなかで体系的にノウハウを学んだり、女性のパーソナルカラー診断や骨格診断を男性向けに落とし込んで独自で研究を進めてきたりと、これまで自分が人生の大半を費やしてきたことなので、この分野なら活躍できそうだと思いました。

Q6. 仕事はどうやって
獲得しているの?

Twitterと検索エンジンからの流入でお仕事をいただくことが多いです。

正直、Twitterの運用は計画を立てて行ってはいませんが、実際にお客さまの悩みを聞いて、解決方法を提案したとき、「この情報は、みんなの役にも立ちそうだな」と思ったら発信するようにしています。

また、1日かけてお客様のスタイリングをしたビフォー・アフターをカメラマンに綺麗に撮ってもらい、ツイートをすることもあります。その様子を見て「僕も変われるんじゃないか」と依頼してくださる方が多いです。

その仕事を目指す人へ

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Q7. メンズパーソナルスタイリストを
目指すなら何をしたらいい?

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お客さまをオシャレにするためには、下記の3つを学ぶ必要があると思っています。

  1. ファッションの正しい着方
  2. 似合うファッション
  3. トレンド

1番大事なのが、1と2である「変わらない一定的なモノ」です。3の「トレンド」は変化があるので、徹底的に勉強しまくるのは合理的ではないんですよね。

「ファッションの正しい着方」は、たとえばサイズ感を選ぶコツや、オシャレに見えやすい配色、服の組み合わせなどが該当します。

あとは、個々の「似合うファッション」を知ることも大切です。ファッションの正しい着方だけをわかっていても、「一般男性」という幅広いカテゴリーでしか提案ができないので、一人ひとりに似合う服装のノウハウである「パーソナルカラー診断」などの診断サービスを学びましょう。

このように、2つの「変わらない一定的なもの」をしっかりとインプットしたうえで、3のトレンドを掴むために、雑誌を読んだりSNSを見たりします。

Q8. メンズパーソナルスタイリストに
必要なスキルは?

僕の経験上、SNS活用スキルが1番大事だと思います。

いくら知識を詰め込んでも、「お客さまが認知して、価値を感じて、来店すること」にしっかり流れを作らないと、まったく仕事になりません。

僕の場合、メンズファッションのノウハウだけでは、男性の外見を1日でガラッと変えることは難しかったので、メンズメイクやヘアスタイル、スキンケアなど、外見全般をかっこよくできるようなノウハウも大事にしています。

Q9. 発信をするときのコツはある?

これまでを振り返って感じることなのですが、Twitterのフォロワーが少ない時期は、一定の人に刺さるニッチな情報を、「狭く・深く」発信をすることで徐々にフォロワーが増えていきました。

1万人を超えると、ニッチな情報をツイートしてもなかなか広がらないので、フォロワーが増えていくにつれて「浅く・広く」の発信にシフトしました。

noteのSEO対策は、「パーソナルカラー診断 メンズ」や「パーソナルカラー診断 東京」などのキーワードが意外と空いているので、そこを集中的に狙える記事を書きました。実はSEOにそこまで詳しくないので計画的ではありませんでしたが、継続していたら上位になっていきましたね。

Q10. どんなスクールや
サイトがおすすめ?

しっかり学びたい方は、お金をかけてでもパーソナルカラー診断骨格診断顔タイプ診断の協会で講座を受けるのがいいですね。

また、有益な情報を無料で発信しているInstagramインフルエンサーの方は、ノウハウを体系的にわかりやすくまとめてくれているのでファッションを学ぶのにとても役立ちます。メンズファッションの書籍のオススメは、「王様の仕立て屋」というマンガです。オタク並みに詳しくディープな情報が掲載されていますよ!

メッセージ

メッセージの画像

僕はよく、パーソナルスタイリスト志望の方から相談を受けます。

この仕事は華やかで輝かしいものに見えるので、そのぶんやりたい人や、相場に合わない値段でも「楽しそうだから仕事にしてみよう!」と思う人が多いんですよね。

だから、他の人と差別化をしないと、自分が満足できるお金をいただくのはなかなか難しいです。それだけ周囲より突き抜けないといけないことは、僕自身感じていますね。

本気で目指したいなら、講座に通ったり本を読んだりと、徹底的に学んで、プロとしてのノウハウをいかに提供できるかが大事です。応援しています!

いかがだったでしょうか?
今回は、ひろゆきさんに「メンズパーソナルスタイリスト」というお仕事について聞いてみました!
あなたの今日もtoiroな1日にしませんか?