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事務職からWebデザイナーへ
Q1. 新卒では
どんな仕事をしていたの?
IT企業の財務部に配属されました。請求書の発行、入金管理、営業職からの問い合わせ担当などを行なっていました。
でも、入社早々に仕事へのミスマッチを感じるようになり…。
というのも、就活時代に自分の好きなことや得意なことで就職先を選んでいなかったと気付いたんです。「大企業だから安定してるよね」「営業は苦手そうだから事務かな」といった考えや周りの意見に左右されていたなと。
Q2. どうしてWebデザインの
勉強を始めたの?
会社で早期退職の募集が行われたんです。それまで「大企業=安定」という考えだったのですが、「会社にいさえすれば安定というわけではない」と気づいて。そのときに「会社の中で通じるスキルよりも、会社に依存せず個人でも働けるスキルが必要だな」と実感しました。
最初は「ストアカ」で単発の講座をいろいろと受けてみました。その中で、たまたまWebデザインの講座を受講したんです。
実は、中学生のころからアニメや漫画が好きで、自分でもパソコンでイラストを描いたり、Webサイトを作ったりしていました。Webデザイン講座を受講したときに「趣味だった過去の経験を活かせる仕事があるんだ!」とびっくりして、そのまま独学を始めることに。
Q3. 勉強は順調だったの?
やっぱり1人で勉強しているとモチベーションが続かず…。ずるずると、ちょっと勉強したり、やめたりの繰り返しでした。このままでは、Webデザインを仕事にするという目標にたどり着けないと感じるようになったんです。
そこから、キャリアスクールのSHElikesに出会い、仲間と一緒に学べるコミュニティの存在に魅力を感じて入会しました。ただ、一度Webデザインの勉強を断念した経験があったので、デザイン以外のスキルのほうが自分に向いているのかもとも悩みましたね。
SHElikesには複数のコースがあったので、最初のころはライティングやマーケティングも勉強していました。でも、いろんなコースの課題制作に向き合うなかで、やっぱりWebデザインが一番楽しさや成長への手ごたえを感じることができたんです。
そこから本格的にWebデザイナーになるために、短期集中型のコースであるマルチクリエイターコース(通称:マルシー)」の受講を開始しました。
自分の人生を生きるための決断
Q4. 会社を辞めるきっかけは?
実はプライベートで大きな事件があって…(笑)。当時、同棲していたパートナーと破局してしまったんです。
振り返ると、そのころの私は「他責思考」な人間でした。他人の意見で就職先も決めちゃうし、その仕事もうまくいかずパートナーに強くあたってしまって。それを破局後にすごく後悔したんです。
何でも他人のせいにする嫌な自分を変えるために、まずは仕事を変えようと決意しました。
マルシーは4ヶ月間のコースだったんですけど、2ヶ月経ったタイミングで会社に「辞めます」と伝えましたね。
Q5. 退職は怖くなかったの?
妙な自信がありました(笑)!
何よりもデザインの勉強が楽しかったことが大きいです。講師から制作物を褒めてもらうことも多く、「これは仕事にできるかも」と勢いが生まれてきて。
時間とお金も投資して、課題もたくさんやった実績が自信になりました。
Q6. 転職は順調だったの?
退職から間を空けずに、新しい職場でWebデザイナーとして働き始めることができました。
時系列で言うと、マルシーを6月に卒業し、8月末に退職。そして9月からWebデザイナーとして転職しました!
ただ、初めてWebデザインの勉強に触れてから実際にWebデザイナーとして働くまでにはトータルで2年ほどかかりましたね…!
Webデザイナーとして歩み始めて
Q7. 副業を始めた理由は?
制作会社のお仕事はやりがいがある一方で、どうしても「作って終わり」な部分があるんですよね。お客さまの反応を直接感じられる機会が少なくて。
お客さまと直接自分でやりとりしてリアクションを間近で感じたり、仲間とチームを組んで取り組んだりといった人と直接関わる仕事に携わりたいと思い、副業を始めました。
Q8. どうやって個人で
仕事を獲得したの?
Twitterで自分の制作物を公開するなど、SNSを活用しました。自分の活動やスキルの認知を広げるために、イベントに参加したり人脈を広げたりといった活動もしています。
今一緒にお仕事をしている、女性向けのキャリアマッチングアプリCOREとの出会いもTwitterでした。ユーザーインタビューを兼ねた座談会の開催情報を、たまたまTiwtterで見つけて。
その座談会に参加したときに、代表の方から「デザインやりませんか?」とお声掛けいただけたんです!
Q9. 現在の働き方の
良さや苦労を教えて!
自分のスキルで収入を得ている実感が自信になっています。もともと会社に依存せず個人でお金を稼ぐスキルが大事だと思っていたので、安心感にも繋がっていますね。
他責をしていた私から、自分軸で考えられる私へと変わることができました。
一方で、限られた時間の中で会社員と副業のバランスをとる難しさも感じています。本業がある以上、時間と場所の制約が生まれるので副業の時間をコントロールする必要があります。
これから
Q10. 今後何をしていきたい?
副業を通して、自分が共感しているサービスをチームでつくりあげていくことにやりがいを感じています。
本業、副業関係なく、共感できる人・企業・サービスに関わる時間を100%にできたらいいなと思っています!
Q11. 今後、フリーランスや会社員など
どんな働き方をしていきたい?
ん~~~、働き方はどっちでもいいっちゃどっちでもいいですね…(笑)!
働き方は手段でしかないと思っていて「共感する人や会社に関わる」という目標が実現できるなら雇用形態はこだわっていません。
一番重視しているのは、想いに共感できるお客さまと仕事をすることです。
目指す人へのメッセージ
行動量が大事だと思っています。とにかくやってみる。
Webデザインをずっと勉強してきましたが、勉強と仕事には大きな差がありました。仕事をしたことで初めてWebデザイナーのなかにもいろんな種類があることを知りましたし。
私にとっては、前職で「事務職は合わないかも」と実感した経験も、「じゃあ自分がやりたいと思える仕事ってなんだろう?」と考えるきっかけになったとポジティブに捉えてるんですよね。
勉強するかしないか、仕事にするかしないか、で見えてくる世界が全く違うと確信しています。気になるスキルの無料講座を受けてみるなど、まずは行動して「走りながら考える」ことが大切だと思います。
いかがだったでしょうか?
以上、千晴さんの生き方・働き方のストーリーでした!
あなたの人生が一歩でも前に進むような、お役に立てる記事になりますように。