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フリーランスになる前
Q1. 今までどんな仕事をしていたの?
旅を広めるベンチャー企業『株式会社TABIPPO』に勤めていました。簡単に言うと、若い人たちに向けて海外や旅の素晴らしさを伝える事業を行っています。
具体的には、TABIPPOの学生チーム (約450名)のマネジメントや、全国で約1万人が動員する規模のイベント制作をしていました。
Q2. なんでフリーランスに
興味を持ったの?
実は、はじめからフリーランスになるつもりではなく、どちらかというと先に「世界一周がしてみたい」という思いがありました。でも、旅をしながら、時間と場所にとらわれない自由な生き方をするためには会社員では無理。そう思ってフリーランスになりました。
ただ、2020年の4月に独立して9月から世界一周する予定が、コロナの影響があったことで断念しました。また落ち着いたら挑戦したいです!
フリーランスになるために
Q3. フリーランスになるには
なにが必要だった?
自分のまわりにはフリーランスの友人が結構いましたが、その人たちを見て「スキルがないとやっていけない」と思いましたね。
だから、なんでもいいから仕事にできるスキルを身に着けようと思って。まずは前職のときに経験していた、写真や動画の撮影・編集で仕事を獲っていこうと考えました。
Q4. フリーランスになるために
どんなスキルを身につけたの?
前職で働いていた約3年間、さまざまなスキルが必要とされてきたので、それが今に活きています。写真や映像などのクリエイティブ制作、マーケティング、イベント制作などの経験を積みました。
いろんなことを同時並行でやるのはすごく楽しくて、それが今のフリーランスの土台になった気がしています。
Q5. 独立するときに
意識していたことは?
会社員の段階で“自分はこれやってます!”というのを、いろんな人に伝えておくことです。
当時からまわりに「YouTubeの編集やってます」「映像の仕事やってます」と言ってたので、前職のクライアントからどんどん依頼元が広がっていきました。
また、退職のときに「これをやるから(仕事を)やめます」としっかり宣言すると、結構応援してもらえました。それが後の仕事にもつながっています。
仕事のやめ方に対する意識は大事だと思います。
フリーランスになってみて
Q6. どんな仕事から
はじめたの?
開業から1年ほどは、主に映像系の仕事に携わっていました。
また、事業を1本に絞るのはリスクだと思ったので、企業のプロジェクトマネジメントやコミュニティマネージャーなど、いくつか自分の事業の軸を持つようにしていました。
Q7. はじめは仕事をどうやって
獲得していたの?
自ら営業をかけて獲ってくるというより、“人のつながり”から仕事をいただいてました。
最初の仕事は、YouTube動画の編集。自分より先にフリーランスになった前職の先輩から依頼されました。
そこから、その先輩経由で知り合った方、前職のクライアント、前職のメンバーの友だち…と広がって、どんどんお仕事をいただくようになりました。
Q8. フリーランスになってみて
よかったことは?
世界が広がりました! 同じ価値観の友人がめちゃくちゃ増えたんですよね。フリーランスの友だちの友だち、といったつながりもあり、仲良くしてもらっています。
自分の好きな人たちと出会ったり仕事をしたりするなかで、「こういう価値観好きだな」「この人のこういうところ真似したいな」というものも見えてきました。
Q9. フリーランスになってから
大変だったことは?
業務量のコントロールですね。1年目は仕事のとり方が分からず、案件をめちゃくちゃ受けちゃったんです。いただいた依頼は「全部やらせてください!」って感じで。気づいたらキャパオーバーになっていました。
自分の力量やライフスタイルの軸を決めて、“仕事を受けるスタンス”を確立させないと、大変なことになると身に染みました。
あと、駆け出しのときは案件がそんなにないので、とにかくお金がないです。当時はコロナの影響がピークだったので、撮影の仕事がなかった。最初の3ヶ月は月7〜10万円くらいで過ごしていました。
何をやるにもお金のことを考えたり、精神的に不安定になって辛かったです。ある程度貯金をしてからフリーランスになることをオススメします!
フリーランスになった今
Q10. 現在の具体的な
仕事内容は?
地元の北海道で、スローライフをテーマにしたノマドフリーランスのためのゲストハウスづくりをメインに仕事をしています。物件や融資、事業計画など、開業に向けて準備をしている段階です。
ただ、それだけだと売上にならないので、映像系の仕事(YouTubeのディレクション・編集)、SNSの運用代行、マーケティングなどをしています。今はゲストハウス事業を優先させたいので、これまでの仕事とゲストハウス事業の配分は1:1くらいです。
「自分がやりたいと思ったことをすぐにやれる」というのは、フリーランスになってよかったことの1つ。今、それが出来ていると思っています。
Q11. 仕事がある
1日のスケジュールは?
仕事もプラベートも一緒だと考えているので、休日は基本的になく、ほぼ毎日同じスケジュールです。
朝時間と食事の時間以外はずっとPCを触っていますね。毎朝欠かさずに行っている、クラブハウスの朝会では、今日やることをシェアして気合いを入れています! 2020年1月から現在まで毎日続いているルーティンです。
目指す人へのメッセージ
「自分が幸せになりたいと思うなら、誰と過ごし、その人に何を与えるかを考えろ」という言葉を届けたいです。
フリーランスは自分でいろんな事業を選べるので、仕事や自分の人生の軸に迷うことがあると思います。
そんなときに「自分は誰のために仕事をするんだろう」「幸せにしたい人は誰だっけ?」というのを考えることで、自分らしい生き方の軸を見つけてほしい。
可能性は無限にあります。人生に迷ったときは、この言葉を思い返してほしいです。
いかがだったでしょうか?
以上、北海道ノマドフリーランスのROYさんの生き方・働き方のストーリーでした!
あなたの今日もtoiroな1日にしませんか?